家庭内勘当
2001年10月23日私は父親ととても相性が悪い。末っ子ということもあって幼い頃は兄弟のなかで一番かわいがられ、一番仲が良かったのに、今はかなり仲が悪くなってしまった。
大学入ってくらいから急速に仲が悪くなったかなぁ。もちろん良いところもたくさんある。今まで育ててきてくれた恩義も充分すぎるほど感じている。
でも、要領の悪いところとか、大したこと無いのに自慢するところとか、わかりが遅いところとか、話しが一回で通じないところとか、人の気持ちをくむことができないところとか・・・(etc.)、どうしても気になって一緒にいるといらいらしてつんけんした態度をとってしまう。
そうやってつんけんした態度を取ると、父親も生意気なヤツと思って私を無視する。また、そういうところも親らしくなくて好きになれない。そして、もっと仲が悪くなる。
特に最近は母親が入院し、父親は休職中で二人っきりでずっと家にいた。今までこんなに接触した機会がないのに、いきなり二人になったから大変。しかも、家事を一緒にやらなきゃならなくなったし。もちろん、父親は家事をやったことがないから、私が1から教えなきゃ動けない。
そうです、オトコの人って本当に動かない。家に女がもう一人居るだけで、家事はうんと楽になるのに、オトコがいると手が掛かるばかり。
今まで何回も喧嘩して何回も仲直りしてきたけど、どうしても性格からして合わない気がする。私が大人になって父親の子供っぽいところを受け入れることができる日までずっっと仲悪いんだろうな。
こればっかりはしょうがないと思ってる。別に仲良くしたくないし・・・。
でも、時々思う。
父親って可哀相だなー。もう少し優しくしてあげなきゃいけないんだけどさ・・・。
ひまひま
2001年10月7日日常生活には暇な時期と忙しい時期というのがあるものでして、最近の私はその暇な時期にあります。
今までは母親の病院に行き、帰ったら家族にご飯を作ってやり、洗濯やら掃除やらこなし、その合い間に友達との飲み会に参加し、とにかくずっと気が張りっぱなしだった。しかし、母親ももうすぐ退院になるということがわかった。とても安心したんだけど、なんだか今までのものがパンと弾けた気がする。ずっと母親や家族のために頑張ってきて、やっと自分のことだけやればいいのだけど、一体自分自身の時間て何に使っていたんだっけ?
学校に行っても授業が少ないから時間が埋まらないし、卒論は筆が進まないし、彼氏とも別れたからデートしないし。なんか暇じゃねー?なぜこんなに時間があまるのだ?
自分って結構どうしようもないことに時間を使っていたのかも。これからは有意義に時間を過ごそう。
これから母親が家に帰ったらまた面倒を見るから時間がなくなるかもしれないけど、自分のためだけに使える時間は貴重なものに費やそう。勉強とか、卒論とかに。自分に甘えるな!がんばるのだ!
そしてゲームのスイッチを入れて夜は更けていくのだった。。。
年をとった。
2001年9月27日完全に年をとった。というより、人生観が変わったとも言える。
母親が天国へ行ってしまうかもしれないことへの恐怖に比べたらどんなこともどうでもよくなる。家族がみんな元気にしていることが私の日常の最も基本的なことだと今更ながら気付く。
彼氏とも別れた。いつもいつもお母さんの体のことを思ってる。早く元気になりますように。
ひとりごち
2001年9月4日かなり日記を更新していなかった。何ヶ月ぶりだろう?その間にいろいろなことがありすぎた。
母親の入院など精神的にかなりきた。こういうときにどうしても今の彼氏には頼れない。私は弱いところを見せて相手に頼れる程素直じゃない。それなのに「誰か」に頼りたいと思ってしまう。あまのじゃくだ・・・。
最近結婚願望が強いのは誰かに頼りたいと思っている証拠だろう。こういうのは女の発想なんだろうな。イカンイカン。
それにしても年上の彼氏が欲しいな〜。会社の同期にいい人いるんだな〜。でも、会社関係の人間はやめておいたほうがいいのかな。うちの会社は女が多いし恰好のネタを提供することになってしまう。
やだやだ、女の世界。めっちゃ面倒くさいわぁ。
千と千尋の神隠し
2001年7月30日昨日のバイトの帰りに「千と千尋の〜」を観た。やっぱり宮崎さんはすごいですね!あんな突拍子もない世界を描ききってしまうなんて。ちょっと最後が尻切れトンボだったけど。でも、独特の世界はすごかった。登場してくるものがいちいちかわいい。
なんだか毎日バイトだと思考が単純になる。変化がないと人間はだめです。次に続く物がないと、ただいつものことを繰り返すことだけの人間になっちゃう。「息を吸って吐くだけの人間にはなりたくないね。」という言葉がどっかの映画かテレビにあった気がするけど、まさに今はそんな感じかも。最近は、映画も小説も演劇も触れ合ってないし。
仕事すると毎日こんなんなるのかなぁ。仕事しながら大学院通おうと今は思い描いているけど、結局仕事に忙殺されていくのだろうか。でも、何事も自分次第。できないことってあまりないのかもしれない。自分にしっかりした熱意があれば、忙しくても自分の道をいつか見つけられることができるよね。
今のバイトで美大の院生と友達になった。やっぱり美大生とは研究している内容も似ているし、話が合う。その人、年は28歳なんだけど、学生同士だから気楽にしゃべれるんだよね〜。社会を経験すると何かが変わるんだろうか。
ラピュタ
2001年7月28日今月末までのレポートが書けない。この授業の先生の言っていること、全然理解できなかった。だって最初から最後まで自分の自慢ばかり。どんどん話しが飛んで行くし。こんなんでレポート書かせるなんてひどいよ。書けやしない。
しょうがないから友達に電話した。案の定書けないとのこと。ともかく講師を誉めるようなことを書けばとりあえずいいんじゃないということでまとまる。
今、ラピュタ阿佐ヶ谷でアニメ映画祭やっているんだよね〜、という話しになる。川本喜八郎さんのアニメなどアート的なアニメがざっくざく。卒論の研究も兼ねて見に行かなきゃ行けないのに、こんなに忙しくちゃ無理だ。
いっぱいバイト入れるんじゃなかったな。
彼氏とは連絡ついた。でも、連絡付かない方がよかったかも。ともかく彼はいろんなことで悩んでいるらしい。そういう時って電話する気分じゃないから、それはよくわかる。私も就活中はとてもじゃないけど電話もメールもする気分じゃなかった。でも、人の電話無視しなくてもいいじゃんね。
メールで「心配している」って送ったんだから一言でもそれに返答すればいいのに。こっちが送ったものを全部無視することが腹立った。
もうダメかも、と感じる電話だった。あれから全然話してないし。別れることってちょっとしたすれ違いから起こるのかも知れない。相性が良かったから別れることは想像できなかったけど、今は一人の状態が思い浮かべることができる。
お互いに意地っ張りだから喧嘩するとだめだ。いろんなものが等号じゃないと気が済まないみたい。きっとそれがいけないんだ。愛情は不等号の方が絶対上手く行くのに。本質的には不等号じゃなくても、表面的に不等号の図式のほうがうまくいく。
例えば、女の子が彼氏にぞっこんとか。それを今の彼氏は望んでいる。でも、恋愛しかできない人なんて魅力ある?私は絶対そんなのできない。
すごい年上の人と付き合いたいな。5歳上以上。同い年は疲れた。
お疲れさまでーす
2001年7月25日毎日バイトで同じことの繰り返し。楽だけど、その楽さが逆に疲れる。段々発狂してしまうんではないか?っという位いらいらしてくる。やっぱりバイトは週4日くらいでやめとくべき。6日はきついわ。
学校に返さなきゃ本もあるし・・・。高田馬場は遠い。定期もないしさぁ。郵送で返せる図書館があったらいいのにな。こんなにハードスケジュールじゃ学校なんか行けないよ。
本当にへこみムード。というのもいきなり彼氏からぱったりと連絡がやんでしまった。それも突然。その前の日までは、ラブラブなメールをやりとりしていたのに。何か彼の身にあったのか??
彼から2日続けて電話があったんだけど、その時は取れなくて、その後こっちから電話しているんだけど全然とってくれない。メールも返事なし。付き合って3ヶ月とかの仲ならまだわかる。でも付き合って半年は過ぎてるのに(変わらない?!)。
本当にどうしちゃったんだろう。いきなり冷めたとか言われるんだろうか。予期していないだけに信じられない。
私がほったらかしにしてたからかなぁ。でもバイトならしょうがないじゃん。あっ、こういう考え方が悪いのか。
焼けた。
2001年7月23日昨日は地元の海に行った。死ぬほど暑い。日差しも強い。そんな中に、日焼け止めを付けずに乗り込んだ私。
やっぱり焼けました。
でも、サーフィンとかボディボードを見てるとやりたくなってしまった。来年は絶対にボディボードやろうね、と友達と果たさないだろう約束をした。
その友達は中学校からの友達で一番の親友だ。私は笑いのツボとか普通の人と違う時あるけど、その子とはぴったり一緒。大学の友達は、例えば映画にしたらミニシアター系の映画しか観ないとか、そういうところが似ているので、ある程度うまがあうんだけど、何から何まで考えが似ている子はその子しかいない。
友達とうまが合う基準って、「笑いのツボ」だとつくづく思う。もちろん好きな映画などの趣味もあると思う。(私は絶対に迫力系映画が好きな人とは深い友達になれないと言い切れる。)でも、映画の趣味と共に笑いの趣味も合うと相性がとても合うことが多い。
朝顔
2001年7月21日毎日バイトバイト。稼ぎまくりでごわす。何のバイトかと言いますと、めっちゃ楽なパソコンのインストラクター。中高年の方に教えています。時給は高いし、楽だし、天国。これで大金が稼げる、えへへ。
それにしても中高年の人はみなさん勉強熱心だ。開始30分前にきて、ちゃんと予習復習してきてる。覚える速度は遅いけど、その分やる気がカバーしてる。こういう姿を見ているとなんだかこちらもいろんなことにやる気がでます。何を始めるにしても遅すぎるってことはないんだな。
40人が1クラスだから本当にいろんな人がいる。いろんな機能を使ってみようとする冒険好きなおじいちゃんや、いつもおしゃれにドレスアップしてくるおばちゃんや、ロマンスグレーの渋いおじちゃんなどなど・・・。
見ていていつもおもしろい。
今日の講習内容は「メールを送ってみよう!」だった。みんなに好きな文章を向かいの人宛に送る。ロマンスグレーのしぶーいおじちゃんの文章は、
「朝顔さん、こんにちは」
だった。うーん、この人どこまで渋いのだろう。普通の人ならこんな文章は思いつくまい。
毎日ベストを来ている、白髪のおじいちゃんの文章は、
「君しにたもうことなかれ」
だった。与謝野晶子の詩をすぐに打つなんて、年を感じさせますね。
冒険好きなおじちゃんは、
「毎日脳細胞を使っています。」
だった。冒険好きでも、脳のことは気を使っているのか。
ある程度の人生を経た人たちだから、一つの文章を作り出すのもその人をそっくり表していてなかなかおもしろい。10代、20代の思いつく文章とはひと味もふた味も違うんだな。
ムシムシ
2001年7月17日今日からずっっとバイト。1ヶ月間休むことなく。疲れそうやなぁ。でも、いっぱい稼げるな。このお金で映画撮ろう。旅行しよう。留学しよう。
最近またダイエットしています。いえ、正確にはダイエットしなきゃなと思っています。食べちゃだめと思いつつ、ハーゲンダッツのクリスピーサンド食べてしまうんだな。あの甘さは絶対カロリー高いだろ。もう夏だというに、もっとカロリー制限しなきゃ。
でもね。去年ダイエットが成功して7キロも体重が減ったのに、痩せるところと言ったら胸か、顔周りだけなんだよね。あとお腹もぺったんこになるかな。いずれにしても最も細くなりたい二の腕が全然効果無し。二の腕ってどうすりゃ細くなるんすかね。一応ダンベル体操毎日やってるうですけどね。
やっぱりエステとか行かなきゃ直らないのか。
今年もビキニは断念。別に着たくないけど。湘南っ子なのに夏は海行かないなんて。地元民はそんなもんか。
一気
2001年7月15日朝っぱらから学校に行って、友達にノート借りてました。それにしても暑い!!なんだこの暑さ。今まで体験したことないかも。普通に歩いていても照り返しでむわーっと暑くなる。東京は暑いわ。。
友達が「ディスタンス」を観たそうな。画がとてもきれいだったと言っていた。でも、「私はユリイカの方が好きだ」とのこと。やぱい。最近映画観ていないな〜。ユリイカも観ていないよ。
近頃の私はなぜか寂しい。人恋しい。2日予定がない日が続くと、友達と遊びたくなるね。4年にもなると授業がないから、学校帰りに飲みというのがなくなってしまった。もう夏休みに入ってしまうしさ。ま、誘えばいい話しなんだけど。
で、また一人で映画観ながら、ワイン飲んでました。昨日連絡しなかったから彼氏に電話しなきゃ怒られると思い電話したら、飲み会の最中だった。
友達の声がすごく聞こえて、楽しそう。なんか腹立ってしまった。(なぜ?)
いや、別にいいんだけどさ。腹を立てることじゃないんだけど。
「ごめん。今夜じゃなくても明日は絶対電話するよ。」と言われるのが逆に気に障ったりして。そう言われると明日電話でたくない。はああ、しょーもな。自分がしょーもない。
恋愛って自分のいろんなところを見ることになる。つきあい始めは相手に愛されることでそのまんまの自分が好きになって、段々その自分に満足しなくなってもっと良い自分像を求め出す。そのうち、相手ともめたりすることで自分の感情を直視することになり、自分の中にあった大嫌いなところを認識する。
付き合うっていうことは、相手の存在は大きいけどそれよりも様々な自分自身の存在をいかに受け止めることができるかにかかっているんだろうか。
今日はパウロ・コエーリョの「アルケミスト」を買った。ベストセラーになったということだし、とてもおもしろい。読んでいて、自分の子供だった時のことをよく思い出した。子供の頃は何でもできると思っていた。また、それを補強するくらいのすごい想像力があったなぁ。よく、海にも山にも行って自分の空想を存分に広げていた気がする。大変な空想少女だった。
今は俗っぽいことばかり?!子供の頃の純真さももてないし、あんな空想も広げられない。日常のことで喜んだり、いらいらしたり。
山に登りたい。高い山に登ると全く「無」の状態になる。考えことをしない。ただそこにある自然を横に感じるだけだ。一番子供の頃と近い自分かもしれない。その自分が本当の自分で、一番好きな自分かもしれない。
白神山地に登ってみたいな〜。きれいな山に登りたい。今年は山に行こう!
書を捨てよ!
2001年7月10日研究書庫が好き。あの莫大な量の本に囲まれてると不思議と心が落ち着く。そうだ!卒論書きは研究書庫でやろう。普通の図書館だと、話し声などうるさいしね。
最近変人という言葉が流行っていますが・・・、
うちの大学は変人が多い。特に文学部には多い。その中でも演劇専修なんて、変人ばっかり?
見た目的には、みんな普通だけど時々普通と違うよな〜と思う。
例えば友達の数。
うちのゼミの人たちは、一様に友達が少ない。というかサークルに入っているひと自体が少ない。入っているといえば、映画研究会や劇団。テニスサークルなんてもってのほか!そんな華やかさとは無縁です。
そして、あえて主張しないが自分の考えが強固に固まっている。曲げることはしない。
自分だけのテリトリーを持っている。それを侵しもしないし侵されるのも嫌い。
こんな人間が多い。就職先も興味ある業界じゃないと絶対にいや!っていう人が多い。でも、がむしゃらに活動するわけではない。
そんな中でも数人がマスコミの大手に就職がきまるが、決まらない人は、大手企業という看板にはのっているわけではないので、制作プロダクションなどのアルバイトに落ち着く人が多い。いわゆるプーですね。
そう、ひたすら自分のものさしをもっている。自分の基準を大切にしている。
何事も自分次第。(お前は中田かっ)
普通のサークル入って、楽しんでいる人たちが自分の考えがないと言っているわけではありません。でも、そういう人たちとはたぶんとても毛色が違うと思う。きっと私のゼミは普通の大学生とはひと味違い、自分の考えに高すぎるプライドを持ち(良くも悪くも)、普通の世間一般の価値観に縛られない人が多いのかもしれない。
ところで私はどうでしょう?私はそこまで自分の考えに浸ることができない。だからといってスポーツサークルに入る気はしなかった。どっちつかず。ひたすらマスコミを目指して、フリーターになるほど割り切れてはいないし、メーカーに入って一生を終えたいと思わない。
思い切りがない。いつもこのことで自分自身に歯がゆい思いがする。結局口ばっかりじゃん!本当に映像関係に行きたかったら、それこそフリーターだっていいのにさ。
マスコミに対しては最初から逃げ腰でメーカーに落ち着いてしまった。自分の考えと世間の考えに固執しないことが、逆に自分の方向性を広げすぎている。一体私はどういう生き方をしたいのだろう?どういう仕事をしたかったんだろう?
痛いでごわす
2001年7月9日胸が痛い・・・。いきなり変な話題でごめんなさい。整理前は、胸がとても痛くなります。ということは、本当に温泉行く日と重なってしまうかもしれない。どうしよう。といってもどうしようもない。
彼氏とは、やっと仲直りしてこの温泉がひとつの再出発の証になるはずだったのに。だのに、だのに。ま、その時はその時か。
久しぶりに高校の友達と話した。この子とは大学も一緒である。その子の学部は政治経済学部という、文学部の私とはかけ離れていますが、趣向はかなり似ている。本は良く読むし、映画も演劇も好きで、就職先もゲームソフトもしくは映像制作を狙っていた。
でも、、、就活上手くいかなかったらしい。結局バイト先にそのまま就職しそうだと言っていた。
マスコミって本当に難しいね。この子は本当によく本も読んでいたし、話すこともしっかりしていて、とても頭が良かった。
でも、話し下手です。声が小さいです。他人の私が判断してはいけないけど、そういうのが上手くいかなかった理由の一つかな。なんか悲しい。やはり
組織に入るにはこういう表面的な所で判断されてしまうこともある。しょうがないんだろうか。
なんで、この子が就職上手くいかないんだろう、と思われる子はいっぱいいる。大学の友達もほとんど決まっていないし。やっぱり女の子で、マスコミ狙いは難しい。
あああああー、今日はなんてことない日だったなあ。ウクレレやって、買い物したくらいか。
ったく、何やってんだろう。早く勉強しろっちゅーに。
監督!
2001年7月8日久しぶりに映画でも撮ろうかなと思っている。うちの大学に「新学生会館」なるものができるらしく、その誕生を記念してフェスティバルが催されるようだ。4年前からなくなっている大学祭の代用みたいなものだろうか。そして、そのフェスティバルに映画祭もあるらしい。これは出品せねば!
もう学生という身分も残りわずかだしなぁ。暇がある内に納得のいく作品でも作っときたい。
昨日深夜番組に井筒監督がでていて、「A.I」をこっぴどく批判していた。こんなに歯に衣着せない批判は聞いてておもしろい。スピルバーグを「カスや。」とさっぱり切り落とす井筒さんはさすが。
でも、そこまで批判されるなら観てみたいと思ってしまう。しかもキューブリックのネタだったと言うし。それにしてもああいうテーマを撮るのはスピルバーグには無理なんじゃないかな。やっぱり天才であるキューブリックじゃなきゃ。
素人である私が口出す事じゃないけどさ。へへ。
今、部屋を大改造している。ゆっくりくつろげるアジアンテイストの部屋へと移行中。本棚も手に入れたし、あとはちゃぶ台と和紙のランプかな。お香でもたいて、ソファで本を読みたい。
ああ、やはり学生は気楽だ。こんなにダラダラできるなんて。このダラダラが私をだめにしていくんだろうけど。明日こそは卒論に取りかからなきゃ。
あっつい
2001年7月7日今日は久しぶりにバイト。ずっっっと封筒に書類をいれるだけの単純作業。これで8千円。おいしいね。
といっても、温泉に行くお金がいたい。ああ、貧乏。貧乏って悲しい。しかもお腹もいたいし。
こんなにお腹が痛いのは、日にち的に言ってもしやアノ日が近いのかもしれない。
温泉行く日に、アレになってしまうかも。という旨を彼氏に話したところ、
「それぐらい計算しとけよ。無計画だなぁ。」
と言われた。
なに、コイツ!すごい腹立つ。私だって計算したけどそれは来週で、ずれることもあるの!男だからその辛さはわからないと思うけど、身体の事なんだからそんなに単純じゃないんだ!しかもすごいお腹痛いのに、電話してやったのに。ああ、腹立つ!
腹立つ・・・とは言っても、私は感情をださないので、怒った声もださなかったけどさ。こうやって怒りを溜めてると、この前みたいに爆発しちゃうんだよね。こんな小さいことでも少しは言ったほうがいいのかな。
付き合うって大変。なんか疲れる。一時停止をしたい。別れるのはいやだけど、少しの間だけ一人になりたい!わがまま!
わたしじゃない by S.ベケット
2001年7月5日あぁ、おもしろい映画がいっぱい公開されているのにお金がなくて行けない。欲求不満がたまりにたまる。やっぱり彼氏がいるとデートやらなにやらでお金が飛んでいくんだよね。演劇や映画にかけるお金も時間も少なくなってしまいます。それが結構悲しい。
今日の授業、学生が3分の1程いない。同じゼミの人はまだ就活している人が大半だ。当然マスコミ一筋。暑いのにみんなよくがんばっているなぁ。私にはそこまでの覚悟はなく、当初希望していた映像業界とはかけ離れた就職先に決めてしまった。
これで良かったのだろうか。内定がでて一月くらい経つというのに、マスコミに希望を捨てず就活している友達を見るとまだぐちぐち悩む。
まあ、悩むだけだけど。就活はえらい体力と気力が必要で、もう私にはそんなものはないというのはよくわかってるから。
結局、現実と上手く対応して自分が納得できるように行動していく他、道はないんだろうな。それが大人っちゅうヤツですか。
ただ、いつまでも子供心を忘れない大人でありたいな。仕事か、もしくは仕事以外の事にしても自分の楽しみを大切にしていきたい。ウクレレサークルの先生はみんな60代後半なのに、生き生きしててすごく若い。こんなおじいちゃん、いいよな〜。
たぶん、こういう生き生きとした表情ができるのも60代になってから趣味を見つけるようじゃ遅いんだろう。それぞれの仕事の合間を見つけて趣味として長年ウクレレを続けてきたからこそ、定年になって仕事がなくなってもこんなに楽しくできるのだろう。「何でもいいから長く続けること。」長く続けることで絶対に何かが見えてくると思う。飽き性の私だけど何でも良いから一生かけて何かを続けてみよう。
お金がない!
2001年7月3日苦しい。お金がなさすぎる。
もう一銭たりともないくせに、なぜか温泉旅行に予約している自分がいるし・・・。明日、学生センターに行って単発バイト探さなきゃ。
お金が無いときって気分が憂鬱になる。しかも無いときに限ってバーゲンとかやる時期と重なるんだよね。くぅー。このやるせなさをどこにぶつけりゃいいのさ。
久しぶりに寺山修司の本を読む。おもしろい!よくこんなに自分の小さい頃のことをこと細かく覚えているなぁ。日経新聞の「私の履歴書」でもそうだけど、幼少期のことをあんなに詳しく書けるだろうか?
私の小さい頃の記憶といったら、家の前で雨の日に殺された女の人を見たことくらいだろうか。あれは衝撃的だった。
たぶん小学校1年生の時だったと思う。
両親が働いているため、私は鍵っ子だった。私はその日いつものように鍵を開けて家に入ったが、一人で家にいるのは寂しく、雨がざぁざぁ降っているというのになぜか縄跳びを持って外に出たのだった。
一人で外にでてみると10M先のほうに血まみれになった近所のおばさんが倒れているのを見た。
一体あれは何だろう?
人間は想像も出来ないことが起きるとただ呆然とすることしかできない。雨の中にぐったりと倒れたおばさんの前で幼い私はただ縄跳びをもって立っていた。
少したって近所の人が気付いて救急車や警察が来て一件落着となった。そのおばさんは愛人と別れ話がもつれて殺されたそうだ。
数日後、警察が第一発見者である私にその時の状況を聞きに家に来た。私はその時、「雨の中で縄跳びがやりたくなったから外にでました」と言うのがなぜかどうしても恥ずかしくて言えなかった。だからこう言って嘘をついた。「家に入る前に変な予感がして振り向いたらおばさんが倒れてたんです。」
殺人事件の第一発見者であるということでおかしな自負が芽生えた私は、その上警察という社会の絶対権力に嘘を付くことで大人社会と対等な立場になっている気がした。そして子供心にちょっとした優越感に浸ったことを覚えている。今思えば大した嘘じゃなかったんだな。
それにしてもあの時の光景は今でも忘れることができない。あれは子供の私に何か影響したんだろうか?
恵比寿
2001年7月1日三島由紀夫の「潮騒」を今更ながら読みました。とっても良かったです。私は三島由紀夫の本が大好きだ。全てがきちんと整っている感じがする。
それにしても私が好きな本はジャンル的にかなりバラバラ。
ミラン・クンデラ、池澤夏樹、三島由紀夫、井上靖、井伏鱒二、宮沢賢治・・・etc.
バラエティありすぎ。とはいえ好きなもんはしょうがないですね。
今日は浅草で雷門を見てから、恵比寿で買い物した。彼氏とのデートは街のほうがいいんだなと思った。まあ、浅草デートもどうかと思うが、いわゆる下町を歩くとかそういう散歩系デートはあまり好きではないようだ。
むしろ代官山や原宿などでお店回って歩くほうが生き生きしてる。男のくせにおしゃれさんだから私も妙に気を使っちまう。私は自然がいっぱいの所をゆっくりお散歩するのが好きなんだけどね。
その後存分にいちゃいちゃして家路についた。なんだラブラブじゃん。最近喧嘩ばっかりしてもうだめなのかと思ったけど、実際そうでなかったみたい。
喧嘩したほうが良かったんだ。ある程度感情を出す方が良いということを実感。
「椿三十朗」をせっかく借りたのに、観ずに返す。アホなことをした。観たかったよ〜。
酒もってこい!
2001年6月30日今夜は久しぶりにポン酒を飲んだ。
日本酒を飲むと結構すぐに酔っぱらってしまう。彼氏と二人だけで飲んだのに、日本酒を飲んだ途端フラフラした。不覚だ・・・。
同じ店に彼氏のサークルの人たちが合コンをやっていてデートなのに少し合流してた。なんじゃこりゃ。
その中に彼氏の先輩である26歳の女性の方がいて、めっちゃステキやった。まず大学をでてエイベックスに入り勉強したりないからまたうちの大学の3年から入り直したというのだ。この方のように、就職しても向上心を持っていたいと思う。
実際今の勉強内容はかなりおもしろい。大学離れるのが悲しくてしょうがない。どこの大学もそうだと思うけど、「求めよさらば与えられん」的な環境だったと思う。教授も図書館の蔵書数も多いし。
もっと勉強できたのになー。もったいないことしたんと違うかなー。
今の人生計画の中に、就職してずっと同じ仕事をするという考えは微塵もない。きっと今の大学生はほとんどそうだろう。転職、大学院、専門学校などいろいろやりたいことがある。様々な選択肢があるのだし、一度きりの人生なので向上心を忘れずにいろんなことにチャレンジしていきたい。
キューピー
2001年6月28日髪の毛切りすぎた。2年間がんばってロングにしたのに!そんなに短くしろとは言ってないぞ。でも、美容師のお兄さんのかっこよさに免じて許した。
そんなキューピーのような髪型になった私を見て、ショート好きの彼氏は喜んでいた。悔しい〜、これじゃなんだか彼氏の思い通りになっているようだ。
それにしても世の男性の方はサラサラロングがお好きなようで・・・。私もストレートのロングにしたら男の人の見る目が変わった。いきなりもてるんだよね。これは、本当の話し。
実際、髪型なんて気にしないよとは言うけれど、やっぱり男性の理想像はサラサラのロングの髪型で守りたくなるような線の細い女の子なのではないか??
まるで村上春樹の小説に出てくるような女の子。そしてそのかけらをストレートロングに見てしまうのではないだろうか。
と、私は分析する。・・・分析ってほどのことじゃない。
村上春樹の本を好きな人は男性に多い。あれを読んでいると男の人って女の人よりもロマンチストだと感じる。
春樹好きな人が多いのは知っているが、あえて言わせて貰うと私は村上春樹は好きじゃない。あの人の文章っていつも同じ感じで、自分で自分に酔っている文章だと思う。しかも書き手だけじゃなく、読み手も自分に酔っている。みんな読んだ後は型にはまったロマンチストになるような気がする。
以前元彼は「ノルウェーの森」読んだ後、そのままの気分でメールを送ってきたが、その文章の感じはハルキの文章そのまんまだった。そんなメールを送られた私の気にもなってみて欲しい。この人、どこの世界にいってしまったんだろうと真剣に思った。
みんなが敬うハルキの小説に共感をもてないのは私が純粋な心を持っていない証拠だろうか。変に冷静すぎるのかな・・・。
とはいえ、現代小説は好きだ。中でも池澤夏樹が好きだ。理系ならではの論理的思考と文筆家の血筋が混じって編み出される文章はいつも読み応えがある。軽さよりも重厚。物語の奥に整然と組み立てられた池澤夏樹流の考えがかいま見える時が一番好き。