世界のクロサワ
2001年6月3日今日の就活。
午前中は造船会社の面接、午後は東芝の筆記なり。
ぐったり疲れたそんな自分にご褒美と
黒澤明の「生きる」を借りてきました。
めっちゃめちゃ良かった。
こんなに良い映画は久しぶりでした。
志村喬の演技が、もう・・・、すごすぎる。
なんとも言えない。
就活中にはなんとも心に響く映画だった。
造船の時の面接では、映画に理論なんてあるの?
と何度となく聞いた質問をされました。
こんなすごい映画を何も考えないアホに
撮れると思っているのか??
もうやになっちゃう。
就活では私が一生懸命勉強してきた事を
トコトンバカにされた。
確かに演劇や映像の理論なんて仕事に何にも
役に立たない。
でも、他の学問を勉強している人が役に立つとも
思えない。むしろ文学部の学生のように
嬉々として自分の勉強内容に誇りと熱意を
もってがんばってきた人のほうが
よっぽど充実した学生生活を送ってる。
とはいえしょうがないか・・・。
最近思ったのは自分がすごいと思った映画や
小説でも、興味ない人にはどうでもよいこと
なんだな、ということ。
文学部の人はみんな趣味が同じだから
大体同調してくれるけど、ほとんどの人は
映画はおろか本も読まない人が多い。
彼氏も然り。
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