朝顔
2001年7月21日毎日バイトバイト。稼ぎまくりでごわす。何のバイトかと言いますと、めっちゃ楽なパソコンのインストラクター。中高年の方に教えています。時給は高いし、楽だし、天国。これで大金が稼げる、えへへ。
それにしても中高年の人はみなさん勉強熱心だ。開始30分前にきて、ちゃんと予習復習してきてる。覚える速度は遅いけど、その分やる気がカバーしてる。こういう姿を見ているとなんだかこちらもいろんなことにやる気がでます。何を始めるにしても遅すぎるってことはないんだな。
40人が1クラスだから本当にいろんな人がいる。いろんな機能を使ってみようとする冒険好きなおじいちゃんや、いつもおしゃれにドレスアップしてくるおばちゃんや、ロマンスグレーの渋いおじちゃんなどなど・・・。
見ていていつもおもしろい。
今日の講習内容は「メールを送ってみよう!」だった。みんなに好きな文章を向かいの人宛に送る。ロマンスグレーのしぶーいおじちゃんの文章は、
「朝顔さん、こんにちは」
だった。うーん、この人どこまで渋いのだろう。普通の人ならこんな文章は思いつくまい。
毎日ベストを来ている、白髪のおじいちゃんの文章は、
「君しにたもうことなかれ」
だった。与謝野晶子の詩をすぐに打つなんて、年を感じさせますね。
冒険好きなおじちゃんは、
「毎日脳細胞を使っています。」
だった。冒険好きでも、脳のことは気を使っているのか。
ある程度の人生を経た人たちだから、一つの文章を作り出すのもその人をそっくり表していてなかなかおもしろい。10代、20代の思いつく文章とはひと味もふた味も違うんだな。
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